最近は本当の本当に自分の描くマンガがこの世で一番大好きという

感覚になっている。面白い・面白くない、で言えば

他人の描いたマンガのほうが面白いに決まっている。

なんでかというと他人という存在のほうがどうあがいても

面白い存在だからだ。そう考えると自分は他人の描くマンガに

どうあがいても面白さではかなわないのだと。

そう思うが。でも、それでも私は「どんなにつまらなくても

私は私の描くマンガがこの世で一番大好きだ」と、最近は

やっとそう思えるようになった。

そう思えるようになってようやく私は作家としての

スタートラインに立てたのだと思う。

​

「風立ちぬ」というアニメ映画でこういう言葉がある。

「創造的人生の持ち時間は１０年だ、

きみの１０年はどうだったかね」と。

私の創造的人生はやっと始まったばかりだ。

人生を尽くして、本当の作品を作っていきたい。

​

読んでくれてありがとう(ほっこり)。ではでは。