top of page

悩んでる日記

2023年7月10日

広い野原に青い炎を放っている女の子の絵です。

最近はアナログで絵を描くのが楽しいです、おぎゃ。

そして最近なんですが…

マンガを描く手が止まっています。

アイディアがわいても、「これは読者が傷つくような

マンガなのでは」って思ってしまって

そうとなるとなんかこう…描く勇気が無くなってしまう。

傷つくとか傷つかないとか、いちいち

気にしてたら、なーんにも。なーんにも!

描けなくなっちゃうんですよ。マジで。

アファメーションはしているので

そこまで気持ち的には落ち込んでいないんですけどね。

でもなんか、漫画を描く勇気が出なくて

描けてない感じですね。

べつに読者を傷つけたくて描くわけじゃないんだけども。

なんかやっぱり「これって描いたら傷つく人がいそうな…」

って思うとほんとに描きたくなくなってしまう。

描く勇気がしおしおしょぼしょぼと、しぼむ。

マンガって、創作って、

傷つける覚悟?勇気?が無いとそもそもの話、

なんにも描けなくなるんだよな。

まあこういうのは他の色んな人がずっと前から

言っているとは思うんだが…。

「傷つけたくないなら、そもそも作品を作るのを

やめりゃいいのでは」って思う。

そう思うけど、

作りたい気持ちがずっと消えないので

作るしかないわけで。

いま描き途中の「らくださんがころんだ」も

絶対に傷つく読者がたくさんいそうだし、

あと新しく思いついたマンガも…

キャラクターが良くないかもしれなくて。

簡単に言うと、読んだ読者が傷つくようなキャラかもしれない。

いわゆるおバカ系のギャグっぽい女の子のキャラを

描きたいと思っているんだが、

それはべつに他人がモデルでは無くて、

作者である私自身がモデルのアホキャラなんですが

もしかしたら読んだ読者が

「このアホキャラ、なんか自分みたいで嫌だな」って

思うかもしれなくて、そこが不安というか。

 

作者が自虐のつもりで作者自身をモデルにしたアホキャラを

作ったとしても、

そのキャラを見て読者が

「なんかこのキャラのアホな感じ、オレみたいで嫌だ!」って

思ったりしたら、なんか…

めちゃくちゃ申し訳ないなって思ったりする。

そういうのがあるから、

なかなか描きたくても変なキャラとかアホなキャラって

描きづらかったりする。本当は。

 

ただこれだけは言いたいのだが、

私のマンガに出てくる変なキャラやアホなキャラは

全て作者である私自身がモデルなんで、べつに

読者じゃない、あなた(読者)じゃないんですよーって

思いながら描いてる。

ただ、やっぱり自虐ってふつーに

他人を傷つけることが有るからな…って思うから。

そういうこともあってか、

自虐のつもりで変なキャラを作ることに対して

躊躇をしてしまう。

なんかぐちぐち書いてしまいましたが。

要点としては

「私のマンガに出てくる変なキャラは

自虐で描いているだけなんで、

自虐系のギャグとして読んでほしい」って感じ。

ここにこうして予防線みたいに

書くのもあれかなーって思うが…。

私のマンガの変なキャラは自虐なんで

安心して読んでほしいんです。

でも、「ちっとも安心できねーしふつうに傷つくんだよー」

って人もいるだろうな。

それに関してはごめんなさいとしか言えない。

本当にごめんなさい。

あと吉本隆明の「最後の親鸞」を

ちょっとだけパラパラっと読んだんですよ。

そしたらなんか気持ちが暗くなっちゃいました。

特に昔から宗教でよく言われてる、

「この世は幻みたいなものなんだ」みたいな…

そういう部分がどうしても私は

「やだなー」って思ってしまう。

真実としてはそれは合っているのかもしれんが

なんか…それ、納得したくないというか

受け入れたくないって本当に思う。

やっぱりどうしても

ジブリの高畑さんの「かぐや姫の物語」みたいなやつのほうが

私は好きだし、しっくり来るんだよな。

「かぐや姫の物語」は

この世の苦しみはウソなんかじゃない、

ってことを本当にちゃんと描いてて、

私はそこが本当に好き。

わりと高畑さんみたいなインテリな人って

あんまりそういうことを描かない気がしてる。

かぐや姫のパーティーに来た男が軽口で

「かぐや姫を見せろ、

それともひょっとして(かぐや姫の顔が)お化け

みたいなのか?」

みたいに言っているのを

聞いたかぐや姫が

それに対して傷ついて

うおおおって感じでやけになって

めっちゃダッシュするじゃないですか。

あれってたぶん、映画を見た人全員が

あ、こんなしょうもないことで

かぐや姫はめちゃくちゃ傷ついたのか!って

思ったと思うんですが。

でもしょうもないことで傷つくのが

人間なんだよなー…って思う。

だからあのシーンは

本当にうなづけるし、大好きです。

あれを描いた高畑さんはすごいし、

エラいなあ、って思う。

あれをちゃんと描けるのはエライです、マジで。

あと最近はアナログで

汚い感じの絵を描くのにハマっています。

一時期、クレヨンで綺麗な感じの絵を描くのに

ハマってましたがなんだか

綺麗な色の絵だと自分の絵じゃないみたいで

描くのが嫌になってしまって

そういうわけで汚い感じの色の絵を描くことにしました。

「汚い色の絵なのに、なぜか美しく感じる」

みたいな。そういうのを目指して描いています。

見てくれた人が綺麗に感じてもらえたら嬉しいかなと。

そういう感じですね。

それでは読んでくれてありがとうでした。

今日はのんびりと絵を描いていきたいですね。

​でわでわ。

bottom of page